「はばたけ!ゴールドリボン奨学金」事業における2022年度の奨学生の選考が12月初旬に行われ、大学・専門学校等への進学を希望する14名(大学11名、専門学校3名)を奨学生として内定し、結果を通知しました。
今回は、過去最多の応募となった昨年(48名)よりもさらに多い50名の学生からの応募がありました。昨年からの新型コロナウィルス感染症による世帯収入への影響が続いていることがうかがえます。
また、治療中であることや健康上の理由により、現役での受験・進学が難しい小児がん経験者もいるため、今回の募集より現役・既卒を問わずに応募を可能としました。
当初は採用人数を「10名程度」としていましたが、日頃からご支援いただいている個人や企業のみなさま、また昨年に引続き挑戦したREADYFORのクラウドファンディングにおいても多くの方々にご支援いただいた結果、予定よりも多く内定通知を出すことができました。
誠にありがとうございました。
今回内定した学生たちは、入学試験の合格結果をもって正式に奨学生となります。
奨学生の選考は、選考委員会で内定しました。選考委員会は、大学准教授を委員長とし、元厚生労働省・関係研究機関所長(医師)、小児がん担当の医師(大学名誉教授)、患者会代表、学識経験者、当法人代表で構成されています。
できるだけ多くの子どもたちを奨学生にしたいという思いの一方で採用できる人数には限りがあり、選考委員会は難しい判断となりましたが、慎重に検討した上での決定となりました。
最終的な事業報告は来年3月末頃を予定しております。
今後とも子どもたちの進学の夢と自立を後押しするための当法人の活動にご関心をお寄せいただければ幸いです。