小児がんの年間発生患者数は、15歳未満で約2,000~2,500人と決して多くはありませんが、その種類は多岐にわたり、治療には高度かつ専門的な医療が求められます。専門的な医療を提供できる医療機関が限られているため、遠方の医療機関での治療を余儀なくされるご家族も少なくなく、治療費だけでなく、交通費や宿泊費などの経済的負担の大きさも課題となっています。
また、小児がん経験者の約半数が、がんそのものや放射線・抗がん剤などの治療の影響による晩期合併症を抱えているとされ、長期にわたり後遺症と向き合うこととなり、学業や就労の面でも困難を抱える方が少なくありません。
こうした状況を踏まえ、当法人では、遠方の医療機関で治療を受ける際の交通費等補助金の給付、ひとり親世帯への入院時の一時金の給付、治療や療養を受けながら学業を継続し社会的自立を目指す給付型奨学金の実施、髪の悩みを抱える小児がん患児へのニット帽子のプレゼントなど、小児がん患児・経験者とそのご家族への支援を行ってまいりました。
さらに、小児がんの治癒率の向上や小児がん経験者の生活の質の向上を目指した研究への助成や研究留学支援、小児がん経験者の就労移行支援、小児がんに関する正確かつ信頼性の高い情報提供と社会的理解の促進を目的とした普及・啓発活動など、多面的な取り組みを進めております。
これまで当法人の活動を支えてくださった支援者の皆さま、関係団体の皆さま、医療関係者の皆さまに、心より御礼申し上げます。皆さまの温かいご支援とご協力が、子どもたちとそのご家族にとって大きな力となっております。
当法人は2008年よりNPO法人として歩みを重ね、2025年に公益財団法人へ移行いたしました。私は、公益財団法人への移行後、監事として当法人の運営に携わってまいりましたが、2026年より理事長としての重責を担うこととなりました。これまでの歩みを礎に、「小児がんの子どもたちが安心して笑顔で生活できる社会の創造」の実現に向け、引き続き小児がんを取り巻く課題の克服に全力で取り組んでまいります。
子どもたちが将来に希望持ち、自らの可能性を伸ばしていける社会の実現を目指し、今後も活動を推進してまいります。皆さまにおかれましては、引き続き変わらぬご理解とご支援を賜りますよう、心よりお願い申し上げます。
1961年生まれ。1984年千葉大学理学部卒。 1984年現アフラック生命保険株式会社入社。2007年執行役員。2017年常務執行役員。2023年末退任。2025年公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク監事。2026年より理事長。
| 名称 | 公益財団法人ゴールドリボン・ネットワーク |
| 設立年月日 | 2024年6月19日(2008年6月16日設立の認定NPO法人ゴールドリボン・ネットワークから移行) |
| 住所 |
〒171-0021 東京都豊島区西池袋2-21-8 目白欅マンション204号 |
| TEL | 03-5944-9922 |
| FAX | 03-5944-9923 |
| 代表者 | 理事長 熱田 和実 |
| 評議員・役員等 |
評議員 3名 理事 8名 監事 1名 ファウンダー1名 |
| 職員数 | 11名(2026年3月現在) |
| 会員数 | 個人2,829名、法人879団体(2025年12月末時点) |
| 年次報告 | 事業報告書、会計報告書 |
| 公開情報 | 定款(PDF) 事業・組織体系図(PDF) 報酬規程(PDF) 役員名簿(PDF) |


公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークは設立以来、以下の3つを活動方針を柱に、小児がん患児・経験者とその家族を、治療から就学・就労までサポートしています。
小児がん患児・経験者が少しでも前向きに生きていけるように、①治療中の子どもたちへのニット帽プレゼント、②小児病棟への学習室設置等の環境整備、③小児がん経験者・家族のためのキャンプ、④遠方での治療が必要な方へ交通費・付き添いの方の宿泊費を補助する制度、⑤小児がん経験者への奨学金制度、⑤小児がん経験者への就労移行支援などに取り組んでいます。
※QOL=Quality Of Life (「生活の質」と訳され、身体的、精神的、社会的、経済的など全てを含めた生活の質を意味します。その人が不快に感じることを最大限に軽減し、自分らしい生活を送り、人生に幸福を見出すことを目指した考え方のことです。)
「小児がんを治る病気にしたい」という思いで、毎年、国内における国・公・私立の大学その他の医療機関及び研究機関に属する医療従事者や教育・研究機関に属する教育・研究関係者に対して、研究助成を行っています。
また、国内の医師が海外で研究を行うための留学生支援も行っています。
小児がんは希少がんであるが故に社会ではまだまだ理解されていません。何よりも多くの方々に理解いただきたいと、各地でゴールドリボン・ウオーキングやチャリティーコンサートなどのイベントを実施しています。また、小児がんに関する情報提供として、米国立がん研究所(NCI)が公開する情報を日本語で紹介する『がん情報サイト』(運営:公益財団法人神戸医療産業都市推進機構)を支援すると共に、この情報を当法人のホームページでも紹介しております。若年性がん患者団体『STAND UP!!』の広報誌制作支援、JCCG長期フォローアップ委員会が出版する『小児がん治療後の長期フォローアップガイドライン』の編集支援なども行っています。
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当法人理事長の松井と、臨床心理学や産業組織心理学がご専門でランスタッドEAP総研所長として多くの企業でメンタルヘルス対策等にあたられている川西由美子氏との対談が掲載されました。 CSR(企業の社会的責任)活動をテーマにし […]
スポーツを通して社会貢献を応援するメディア『Sports for Social』にて、当法人理事長・松井のインタビューが掲載されました。 「私たちの想い」として理事長・松井の小児がん支援のきっかけや想い、ゴールドリボン・ […]
当法人理事長の松井が、9月29日の新潟BSNラジオ『近藤丈靖の独占ごきげんアワー』に電話で生出演しました。 番組MCのお二人とのインタビューの中で、ゴールドリボン・ネットワークの活動、小児がんや晩期合併症について、ゴール […]
ゴールドリボン・ネットワークでは小児がんの子どもたちへの支援を通して、SDGs目標の1、3、4、10、17の達成を目指して活動してまいります。
小児がん経験者が、晩期合併症を抱えながらも自立して生活できるようにサポートします。
すべての小児がん患児が、希望した適切の治療が受けられるように、また治癒率が向上するようにサポートします。
小児がん患児・経験者が、病気や環境を理由に学習を諦めることがないようにサポートします。
地域や環境によって、治療や就職への不平等や、情報収集における不便さがないようにサポートします。
私たちは、様々なパートナー企業と共に、小児がん患児・経験者・家族のための支援を実現します。
公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークは、大阪マラソン2023のチャレンジパートナーです。
大阪マラソン公式ウェブサイト
http://www.osaka-marathon.com/
公益財団法人ゴールドリボン・ネットワークは、東京マラソン2026チャリティ及び東京マラソン財団チャリティ「RUN With HEART」寄付先団体です。
東京マラソン公式ウェブサイト
https://www.marathon.tokyo/