作品展Exhibition

心づくし

香

生体肝移植を受け、退院。
年中で入園したかったけど感染症が怖くて年長からの1年保育と決めたが、その間、ひとつでも自信をつけていける事があれば、、、と思いついたのが書き方教室でした。ひらがなだけでも覚えて書けたら、年長さんだとお手紙交換できて周りからおいていかれることもないだろう、と、きっかけにはじめた書道が大好きになりました。
入院することがなければ書道に目覚めていなかったかもしれません。（保護者）

『WE ARE ONE』をみんなで歌いたい

早くコロナがおさまって当事者やサポートしてくれている⽅と⼀緒に『WE ARE ONE』を歌いたいと⾔う思いで描きました。

いつもいっしょ僕と妹2人

色鉛筆と絵具を使って今の気持ちを絵にしました。

ひまわり

初発の治療は、退院して2ヵ月後が小学校入学でした。小学1年生の初めての作品展で描いた作品で、実際はB2(515×728)版のパネルに入れる大きさで、今もこの大きなひまわりが大好きで、リビングに飾ってあります。
大きな画用紙に描くことが気持ちよくて、また当時、明るい色が使いたくて、黄色にこだわった記憶があります。
今思い返すと、非日常から日常に戻り、心が解放されて、楽しかったのだと思います。

羽音ちゃんガンバレ

入院中に知り合った7才の女の子を想って描きました。2021年1月にお空に旅立ったお友達です。「ガンバレ」の意味を聞いたらがんばって戻ってきて欲しいからと言っておりました。
「クリサンセマム」というお花に囲まれているそうです。
自分で図書館で花言葉を調べて見つけたと言っていました。
虹の橋をかけて戻れるようにという気持ちが込められています。（保護者）

友情のがらぽん

このがらぽんは、小学2年生の時の夏休みの宿題の工作です。
ぼくの病気がわかる前に学校に提出しました。
ぼくが病気になり長い間学校を休んでいるときに、クラスの友達や先生が、がらぽんの玉に数字を書いてメッセージ入りのカードを作って届けてくれました。
ぼくは、毎日がらぽんを回して友達や先生のメッセージを読んで元気をもらっていました。
病院を退院した今でも大切な宝物です。

鬼滅のハロウィン

絵を描くことが大好きで、どんなにしんどくても毎日何枚も絵を描いていました。大好きな「鬼滅の刃」の「しのぶちゃん」「カナヲちゃん」そして、大好きなハロウィンが誕生日なので「しのぶちゃん」「カナヲちゃん」のハロウィンを想像しながら描いていました。（保護者）