毎年、世界で30万人以上、日本で2500~3000人の子どもたちが小児がんと診断されています。
2月15日 国際小児がんデー(International Childhood Cancer Day)は、CCI(Childhood Cancer International : 国際小児がんの会)が2002年に提唱し、現在では世界各地で様々な団体が小児がんの啓発活動を展開するようになりました。
小児がんについての理解や支援をよびかけ、子どもたちを支える活動のシンボルマークが「ゴールドリボン」です。
『子どもは、最も貴重な宝物である』ことを金(ゴールド)に例えて、ゴールドのリボンがシンボルマークとして使われています。
当法人が活動を開始した2008年当時は、「国際小児がんデー」について日本ではほとんど知られていませんでした。
十数年の間に徐々に「ゴールドリボン」の活動が拡がり、最近では日本でも2月15日に合わせた様々な啓発活動やイベントが行われるようになってきました。今後もこの日をきっかけに、日本中、世界中の「がんと向き合う子どもたち」について知り、応援する輪がよりいっそう大きくなることが期待されます。
わたしたちゴールドリボン・ネットワークは、小児がん支援の象徴である「ゴールドリボン」の名の下に、小児がん患児・経験者とその家族、医療関係者、そして支援をくださる方々の心を結んで、子どもたちが「生きやすい社会」を作る力、そして小児がんの抱える課題の克服の力になれるよう活動を続けてまいります。