「ゴールドリボン奨学金」事業において、今年度は過去最多となる48名の学生からの応募がありました。新型コロナウィルスの影響で世帯収入が減っている家庭が増え、応募が増えるのではないかと予想していたことが現実になりました。
今年度はいつもご支援いただくマラソンやコンサート等の大規模なチャリティイベントが中止され、当法人への寄付が大幅に減少するとの想定で奨学生の募集人数は「若干名」とせざるを得ませんでした。
しかし、
今回、NHKや新聞などで新型コロナウィルスでNPOが困窮していると取り上げていただき、企業や個人の方々からのご寄付も多々いただきました。また当法人として初めて挑戦したREADYFORでのクラウドファンディングにも多くのみなさまにご支援いただきました。
結果としてほぼ昨年度と同様に16人に奨学金の内定をすることができました。本当にありがとうございました。
内定した奨学生は、11月中旬に開催した選考委員会で決定しました。選考委員会は、大学准教授を委員長とし、元厚生労働省・関係研究機関所長(医師)、小児がん担当の医師(大学名誉教授)、患者会代表、学識経験者、当法人代表で構成されています。
できるだけ多くの子どもたちに奨学金を決定したいという思いと、採用できる人数には限りがあるという現実の間で、選考委員会は厳しい判断を迫られましたが、検討を尽くした上で決定しました。
最終的な事業報告は後日投稿いたします。
今後とも当法人の活動にご関心をお寄せいただければ幸いです。